垂れ耳のおすすめ人気犬種の一覧!耳の病気に注意?【保存版】

垂れ耳の犬種

垂れ耳の犬種が生まれた理由

折れ曲がった垂れ耳の犬は、可愛くて人気の高い犬種が多いです。穏やかで優しいイメージに感じる垂れ耳の犬は、実は人と一緒に暮らすようになってから生まれたと言われています。

一般的な「立ち耳」だったのは周囲の音をしっかり聞くためで、垂れ耳の犬種が生まれたのは、人と暮らすようになって聴覚よりも嗅覚が重要になる場面も増えたため、聴覚を遮断してより嗅覚を鋭くするためだという説があります。

そんな垂れ耳が特徴の犬種を紹介します!

垂れ耳の小型犬

トイプードル

トイプードルは、もふもふでカールしている毛が特徴の垂れ耳の犬です。国内では最も人気の高い小型犬で、中には立ち耳のトイプードルも存在します。

抜け毛は比較的少ないものの、毛が絡んだり毛玉になりやすかったりする特徴があるため、毎日のブラッシングは欠かせません。

垂れ耳の子は、特に夏季は耳の中が蒸れて菌が繁殖し、病気につながりやすいです。耳周りの被毛のお手入れや、定期的に耳掃除をしたりしてあげる必要があります。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

通称「キャバリア」と呼ばれるキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、ウェーブの絹毛と垂れ耳が特徴の犬です。

とても賢く、しつけが入りやすい犬種だと言われ、その見た目の美しさも相まって人気の高い犬種です。

ただ、食いしん坊な子が多く、運動不足から肥満になる子が多いため、注意が必要です。

被毛に汚れが溜まりやすいことから日々のお手入れは欠かせません。耳周りの被毛のお手入れや、定期的な耳掃除が欠かせません。

ダックスフンド

胴長で垂れ耳の犬種として広く知られています。性格は甘えん坊で人懐っこく、お利口な子が多く、国内でも高い人気を誇ります。

ダックスフンドは大きさによって「カニンヘン」「ミニチュア」「スタンダード」の3種類に分類され、ミニチュアダックスフンドが圧倒的に知名度が高いです。

飼育する際には、耳の病気だけでなく、ヘルニアにも注意して、住環境から抱っこの仕方(必ずお尻を支える)まで、気をつけましょう。

パグ

ぺちゃんこの鼻としわしわの顔が特徴の小型犬です。明るく、陽気かつ辛抱強い性格で、飼い主や家族に対して献身的に接してくれます。一方で、マイペースで頑固な一面も。

パグの場合は「垂れ耳」の中でも、前に垂れた「ボタン・イヤー」と、後ろに倒れて耳の内側が見える「ローズ・イヤー」の2種類が見られることが多いです。

耳は薄くて小さいものの、他の垂れ耳犬種と同様に、耳に関する病気に注意が必要です。

マルチーズ

純白の絹糸のような被毛を持つ、耳が垂れている犬種です。甘えん坊かつ穏やかで従順な性格をしています。

温暖な地中海出身のため、寒さに弱い犬種です。冬場は室内では暖房を付け、散歩の際には防寒着を着せてあげましょう。

特にフルコート(長毛)の子は、耳周りで汚れや湿気を溜め込んでしまいやすいです。定期的に耳掃除をしてあげましょう。

シーズー

細くて長い毛と垂れ耳が特徴の小型犬です。賢くて物覚えがいいことや、他の人や犬に対してフレンドリーなことから飼いやすい犬種の一つです。

長毛種のため抜け毛は少ないですが、毛玉ができやすいため毎日のブラッシングは欠かせません。月に1回を目安にトリミングにも連れていきましょう。

特に目や耳の周りは、被毛を結い上げたり短くカットすることで、雑菌の繁殖を防ぎましょう。また、頻繁に乾いた柔らかい布で、こまめに汚れを拭き取ってあげましょう。

ミニチュアシュナウザー

四角い頭と眉毛が特徴の犬種で、断耳していない子は、基本的に垂れ耳です。「シュナウザー」は口ひげを意味し、特に口周りの長い被毛が印象的です。

被毛はシングルコートで、抜け毛が少なく伸びやすいタイプです。そのため、毎日のブラッシングや毎月のトリミングが必要です。

ブラッシングをサボると毛玉ができやすくなります。通気性が低下して雑菌が繁殖する原因になるため、こまめなお手入れを心がけましょう。

ビション・フリーゼ

白くてまんまるのシルエットが特徴です。アフロカットの子が多いため耳の形は目立ちませんが、実は垂れ耳の犬種の一つです。

性格は、陽気で明るく、好奇心旺盛で、人や他の犬とすぐに仲良くなれます。賢いためしつけもしやすいですが、じっとしているのが苦手な一面もあります。

被毛はもふもふしていて毛玉になりやすいため、毎日のブラッシングは欠かせません。また、耳周りや顔、足の汚れは毎日こまめに拭き取って、清潔に保つようにしましょう。

ジャック・ラッセル・テリア

小さくても筋肉質な身体つきで、とにかく活発な小型犬です。大型犬に匹敵するスタミナを持っているため、毎日1時間以上の散歩に加えて、定期的な自由運動が必要です。

初心者が飼うには向いていないと言われ、注意が必要です。とても賢い子たちですが、子犬期のしつけが不十分だと、自らの成功体験で学習していくため、吠え癖や攻撃性が出る場合があります。

しつけに不安がある飼い主は、子犬期からトレーナーに依頼して、トレーニングの方法を学ぶようにしましょう。

垂れ耳の中型犬

アメリカン・コッカー・スパニエル

長く垂れ下がった大きい耳が特徴の中型犬です。元は猟犬として活躍していたこともあり、実は筋肉質な身体つきをしています。エネルギッシュで遊び好きなため、毎日1時間以上の散歩が必要です。

大きな垂れ耳と長い被毛に汚れを溜め込みやすいため、耳の病気に気をつけましょう。子犬の頃から「スヌード」を装着することに慣れさせたり、頻繁な耳掃除をしてあげましょう。

また、被毛により眼球を傷つけないよう、顔周りは短くカットしてあげるのがおすすめです。

ビーグル

大きな垂れ耳が特徴の中型犬です。長いマズル(鼻の部分)も特徴で、嗅覚が優れていることから検疫探知犬として活躍します。

大きな垂れ耳は、下を向いたとき左右の視界を遮るため、より嗅覚に集中できるようになります。また、鼻の周りの風も遮ることで、よりにおいを区別しやすくなると言われます。

短毛種で被毛は短いですが、抜け毛が多いため、定期的なブラッシングとシャンプーは欠かせません。

イングリッシュ・コッカー・スパニエル

アメリカン・コッカー・スパニエルと同様に、大きな垂れ耳が特徴の中型犬です。「コッカー」とは「ヤマシギ」を意味し、「スパニエル」は特定の鳥猟犬を指します。主にヤマシギ猟を行っていたことから命名されました。

大きな垂れ耳には、食事や飲水、散歩のときに汚れが付着しやすいです。子犬の頃から「スヌード」を付けて、慣れさせてあげましょう。

垂れ耳の上部には長い飾り毛があり、夏の蒸し暑い時期は耳周りに雑菌が繁殖しがちです。定期的な耳掃除や耳道内の被毛の処理を行いましょう。

バセット・ハウンド

ウサギや赤鹿狩り用の猟犬として活躍していた垂れ耳の犬種です。頭が大きく、胴長短足の体型をしています。狩猟の際に、地面のにおいを嗅ぎ取りやすいため、狩猟に用いられたと言われています。

顔のシワが非常に多く、皮膚が垂れ下がっています。シワの部分には汚れが溜まりやすいため、こまめに拭き取りましょう。

また、胴長短足の体型から、ヘルニアにもかかりやすいと言われます。住環境を整備し、滑りにくく、飛び降りが不要な環境を作りましょう。

ボーダーコリー

長い尻尾、ふわふわの毛並みが特徴の犬種です。「垂れ耳」だけでなく、「半垂れ耳(半立ち)」「立ち耳」の子も存在します。

高い運動能力と学習能力を持ち、全犬種の中で最も知能が高いという研究結果もあります。多くの運動量が必要で毎日1時間以上の散歩と定期的な自由運動が必要です。

ボーダーコリーは初心者向きでない犬種です。子犬期からのトレーニングが不十分だと、自らの成功体験から学習し、吠えや攻撃性が出る子もいます。

飼育に不安がある場合は、子犬の頃からトレーナーに依頼し、適切なしつけ・トレーニングを学ぶようにしましょう。

垂れ耳の大型犬

ゴールデン・レトリーバー

肉厚な垂れ耳と金色の被毛が特徴の大型犬です。基本的に穏やかな性格で、国内の大型犬の中では最も人気が高い犬種です。

子犬の頃は活発で遊び好きな子が多いです。エネルギッシュなため、朝晩それぞれ1時間以上の散歩と定期的な自由運動を取り入れるようにしましょう。

人と協調して作業することが大好きな犬種です。賢さと嗅覚を活かして、ワーキングドッグ(盲導犬や麻薬探知犬など)としても活躍しています。

よだれが多い犬種のため、ドッグランなどで遊ぶときは注意しましょう。タオルを持参し、他の子の迷惑にならないように頻繁に拭き取ります。

ラブラドール・レトリーバー

高い知能と協調性を持つ垂れ耳の犬種です。穏やかで人懐っこい性格をしています。

ゴールデン・レトリーバーと同様に、子犬の頃はエネルギッシュで遊び好きですが、成長するにつれて落ち着いてきます。

とても泳ぎ上手な犬種で、プールなどで泳ぐのが大好きな子たちです。「オッターテイル」と呼ばれる太い尻尾が特徴で、水泳時には操舵の役割も果たします。

皮脂が多い犬種なので肌がベタついてしまうことに注意が必要です。月に1〜2回を目安にシャンプーしてあげましょう。また、定期的な耳掃除も欠かさないようにしましょう。

グレート・デーン

とにかく大きな体格で有名な、ドイツ出身の犬種です。本来は垂れ耳ですが、国によっては断耳・耳立てを習慣化して、立ち耳にしていたと言われます。

基本的には温和な性格をしているグレート・デーンですが、自治体によって危険犬種(人に危害を加えるおそれがある犬種)に指定されていることがあります。

飼育には、広いスペースと適切なトレーニング、長時間の運動(毎日朝晩各1時間以上の散歩、定期的な自由運動)が必要で、初心者向きの犬種ではありません。

初めて飼育する際、特に子犬期に受け入れるときは、必ず成犬の大きさを確認してからにしましょう。

ブラッド・ハウンド

顔の深いシワと、のど下の「デューラップ」というたるみが特徴の大型犬です。嗅覚の優れている垂れ耳犬種の中でも特に嗅覚が鋭く、全犬種の中でもトップクラスです。

性格は穏やかで社交的です。一方、頑固な一面があったり、力が強いこともあるため、子犬の頃からしっかりトレーニングをするようにしましょう。

初めて飼育する際には、プロのトレーナーに依頼して、トレーニング方法を学ぶようにしましょう。

ドーベルマン

立派な骨格と筋肉質な体型が特徴の大型犬です。警戒心と防衛本能が強いことから、護衛犬や警察犬、軍用犬として活躍しています。

ドーベルマンといえばピンと張った三角の立ち耳を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?しかし、実際は垂れ耳の犬種です。

過去には、「強そうな見た目にするため」「尻尾や耳を攻撃されたとき、致命傷にならないよう弱点をなくすため」などの理由から断耳・断尾の習慣がありました。

垂れ耳の犬は病気に注意?

垂れ耳が特徴的な犬の中でも人気で有名な犬種を、小型犬・中型犬・大型犬に分けてそれぞれ紹介しました。各犬種の紹介でも記載しましたが、垂れ耳の犬種は耳の中が蒸れて菌が繁殖しやすく、耳の病気にかかりやすいです。

垂れ耳の犬種がかかりやすい耳の病気例は、以下のとおりです。

  • 外耳炎:細菌や真菌が繁殖し、外耳(耳の入り口から鼓膜まで)に起きる炎症
  • 耳血腫:耳介(耳たぶ)の内側に血液や分泌液がたまることで腫れる病気
  • 耳ダニ(耳疥癬・耳ヒゼンダニ):耳ダニが繁殖し、黒い耳垢や痒みを引き起こし、耳血種や外耳炎など他の病気につながる

犬が耳をかいたり、頭を振ったりしていると、これらの病気を引き起こしている可能性があります。耳を気にする仕草が見られたら、すぐに動物病院に連れて行ってあげましょう。

他にも、垂れ耳を他の犬に強く噛まれたり、寒い地域では、冬季に耳だけ凍傷になることもあります。

予防のためには、耳を保護するために食事や散歩中などにはスヌードを使ってあげることも効果的です。

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垂れ耳の犬種を飼育する際には、これらのポイントに気をつけて、ワンちゃんが快適に過ごせるようにしてあげましょう。

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