ミニチュア・ブル・テリアの性格や特徴は?寿命や飼い方、気をつけたい病気

ミニチュア・ブル・テリア

正式名称 ミニチュア・ブル・テリア
英語名 Miniature Bull Terrier
原産国 イギリス
カテゴリ 中型犬
ズバリ一言 つぶらな瞳に大きなマズル
愛らしくおどけた表情が魅力
しつけと社会化は意識的に
記事内容 ミニチュア・ブル・テリアの
飼い方や病気例を紹介します🐶


ミニチュア・ブル・テリアの特徴

ミニチュア・ブル・テリア(英語名:Miniature Bull Terrier)は、イギリス出身の中型犬です。つぶらな瞳に大きなマズルを持ち、おどけたような表情が特徴です。

筋肉質で均整が取れた体格をしており、かなりエネルギッシュでタフな子たちです。散歩は毎日60分以上を目安とし、定期的な自由運動も取り入れましょう。

被毛は短毛でザラつきのある感触です。被毛の長い子たちに比べると、お手入れの手間はあまりかかりません。

性格は、頑固さや攻撃的な一面が出る子もいます。しつけや社会化は入念にしましょう。元々は闘犬としてブル・テリアから作出されました。

犬種標準のサイズ 体高 25~35cm
体重 11〜16kg
分類 中型犬
平均寿命 11年~14年
価格相場 40万〜50万円 ※1

※1 参考:ブリーダー仲介サイト等、複数社の値段から算出 2022年10月inuteマガジン編集部調べ

本犬種と似た特徴を持つ犬種を紹介します。

ミニチュア・ブル・テリアの性格

基本的に好奇心旺盛で遊び好きですが、頑固さや攻撃性が出る子もいます。 子犬の頃から、意識的にしつけと社会化に取り組みましょう。

ミニチュア・ブル・テリアの毛色

ホワイトの子や、有色の場合はブラック・ブリンドル、レッド、フォーンや、トライカラーの色合いも認められます。

公園にいるミニチュア・ブル・テリア

ミニチュア・ブル・テリアの飼い方

ミニチュアとは言えど中型犬サイズで、とてもエネルギッシュな子たちです。毎日60分以上を目安に散歩させましょう。

散歩に加えて定期的な自由運動も取り入れることがおすすめです。ボール遊びやドッグランに連れて行って他の子と遊ばせてあげましょう。

ただし、攻撃性が出る子がいるため、注意が必要です。しつけを意識的に行った上で、ドッグランでも興奮しすぎて攻撃性が出ないよう、常に細心の注意を払いましょう。

ミニチュア・ブル・テリアのしつけ

頑固さや攻撃性が出る子もいますので、注意が必要です。子犬の頃から、意識的にしつけと社会化をしてあげましょう。

しつけ

飼い主の指示を適切に伝え、犬の行動をコントロールできるようにしましょう。そのために、日頃から基本的なコマンドに慣れさせておきます。

特に、静止する「マテ」と呼び戻しの「おいで」は、繰り返し実践して慣れさせておきましょう。屋外で他の犬と会って興奮したときなども、犬の行動を制御できることが理想です。

「マテ」のトレーニングは、普段から興奮するタイミング(ごはんのときなど)で、毎回「マテ」の指示を出して、興奮を静止するようにします。

色々な環境やシチュエーションで根気よく繰り返し、成功したときはいっぱい褒めてご褒美をあげます。これにより、「マテ」に従うと嬉しいことが起こると学習します。

「おいで」も同様に、発声と同時にご褒美を見せて呼び寄せます。繰り返すと、「おいで」と聞いて飼い主の方に駆け寄ると嬉しいことが起こると学習し、発声だけでもコマンドに従うようになります。

社会化

社会化は、子犬の頃から意識的に行いましょう。周囲の環境に慣れさせ、人や犬と友好的に接することができるようにします。また、屋外の環境でも飼い主の指示を聞けるように練習しましょう。

社会化には、あえて普段と違うルートを散歩したり、出会う犬や飼い主に挨拶をさせてみましょう。屋外や見知らぬ環境でも、少しずつ適応させていきます。

ただ、挨拶するときのマナーには、注意しましょう。神経質な子もいるため、特に初めて会う犬の場合は、不用意に近づくと事故につながる可能性があります。

挨拶させる前に、必ず相手の飼い主に確認をとりましょう。少しずつ犬同士を近づけて双方の匂いを嗅がせます。もし、どちらかが嫌がる素振りを見せたら、すぐに犬同士を離します。

おしゃれなミニチュア・ブル・テリア

ミニチュア・ブル・テリアのお手入れ

本犬種は、下記の頻度を目安にお手入れしましょう。

ブラッシング 週1回
シャンプー 月1回
トリミング 不要

ブラッシング

ミニチュア・ブル・テリアは、週1回を目安にブラッシングをしましょう。

被毛が短いため、ラバーブラシでマッサージするように撫でて、抜け毛や汚れを落としてあげましょう。

散歩で汚れたときなどは、固く絞った濡れタオルなどで身体を拭いてあげましょう。

created by Rinker
ハリオ (HARIO)
¥1,632 (2022/12/03 08:42:38時点 Amazon調べ-詳細)

シャンプー

シャンプーは、月1回を目安に行いましょう。

ミニチュア・ブル・テリアの場合、トリミングサロンに行く機会がほぼないため、飼い主のシャンプーが重要です。

シャンプーの注意事項は以下のとおりです。

水温🚿 犬の適温は約37~38℃
薬剤🧴 必ず犬専用の薬剤を!
乾燥💨 毛の根元までしっかりと!

シャワー水温は37~38℃が適温です。水が苦手な子は、少しずつ腰回りから濡らしてあげます。シャワーヘッドを近づけ、マッサージするようにゆっくり流しましょう。

肌が敏感なため、必ず犬用のシャンプーを利用します。人間用のシャンプーは刺激が強く、肌トラブルの原因になるため、利用を控えましょう。

シャンプー後はしっかりと薬剤を流し、乾燥させます。湿気が残ると、雑菌が繁殖しやすくなるため、被毛の根本までまで入念に乾燥させましょう。

短毛のため比較的に乾きやすいですが、吸水性の良いタオルでしっかり水気をとり、全体的にドライヤーで乾燥させてあげましょう。

created by Rinker
フジタ製薬
¥1,636 (2022/12/03 06:04:31時点 Amazon調べ-詳細)

その他

歯磨き

健康寿命を延ばすためにも、歯磨きは毎日するようにしましょう。口臭や虫歯、歯周病の対策になります。

歯磨きには、子供用の歯ブラシや小型犬用の歯ブラシ、特に苦手な子には清潔なガーゼ・布も利用できます。犬用歯磨きジェルも使いながら、頻繁に磨いてあげましょう。

created by Rinker
ペットキッス (PETKISS)
¥441 (2022/12/03 07:37:39時点 Amazon調べ-詳細)

ミニチュア・ブル・テリアがかかりやすい病気の例

本犬種は、皮膚疾患(ひふしっかん)や水晶体脱臼(すいしょうたいだっきゅう)、聴覚障害(ちょうかくしょうがい)が多いと言われます。

皮膚疾患(ひふしっかん)

ミニチュア・ブル・テリアは皮膚疾患の多い犬種として知られています。

症状や原因は多様で、食物アレルギーやマラセチアなどの真菌によるもの、内分泌疾患によるもの、原因不明のアトピーまで、多くの種類が挙げられます。

被毛に隠れて見えないこともありますが、普段、撫でてあげるときなどに、注意して皮膚の状態を観察してあげましょう。

もし皮膚病の兆候が気づいたときは、早めに動物病院に相談するようにしましょう。

水晶体脱臼(すいしょうたいだっきゅう)

水晶体を支える靭帯が傷ついたり切れたりすることで、水晶体がずれてしまう病気です。

水晶体脱臼は高確率で緑内障を引き起こすため、疼痛および視覚喪失につながる可能性もあるため注意が必要です。

脱臼自体が不快感を与えることは少なく、兆候に気がつくことが難しい病気です。ただ、緑内障などに移行した際には痛みを示す可能性が高く、もし眼がしょぼつく様子が見られた際には、すぐに動物病院へ相談しましょう。

聴覚障害(ちょうかくしょうがい)

本犬種は、遺伝的に先天性の聴覚障害を持つ子がいます。特にホワイトの子に多いとされ、作出時のダルメシアンの遺伝子が関係していると言われます。

症状は、難聴が両耳ないし片耳に見られます。先天性で治療方法はないため、コミュニケーションのとり方を工夫しながらサポートしてあげましょう。

その他にも重大な疾患を発症する可能性もあります。定期健診を受けつつも油断せず、飼い主が何か異変を感じた際にはすぐにかかりつけの獣医に相談しましょう。

ミニチュア・ブル・テリアの子犬

ミニチュア・ブル・テリアの価格

購入価格 40万〜50万円 ※2
月間飼育費用(医療費含む) 平均13,294円(中・大型犬 n=113) ※3

※2 参考:ブリーダー仲介サイト等、複数社の値段から算出 2022年10月inuteマガジン編集部調べ
※3 出典:「令和3年(2021年)全国犬猫飼育実態調査」一般社団法人ペットフード協会

ミニチュア・ブル・テリアの歴史

ミニチュア・ブル・テリアは、イギリス原産の中型犬種です。より小さいサイズの闘犬として、19世紀に小型のブル・テリアから作出されました。

小型化の経緯は、当時の闘犬やネズミ狩りのギャンブルに使用する目的でした。しかし、小型化で身体の強さを維持できず、闘犬としてのアイデンティティを保持できなかったため、一時は絶滅の危機にありました。

愛好家たちの貢献により、絶滅は回避され、極端な小型化の緩和や気質の改善も行われました。その結果、闘犬ではなく家庭犬として受け入れられるようになり、今日では世界的な人気犬種になりました。

参照文献

No. タイトル 出版社 著者・監修
1 「いちばんよくわかる犬種図鑑 日本と世界の350種」 メイツ出版 奥田香代(監修)
2 「日本と世界の犬のカタログ」 成美堂出版 福山貴昭(監修)

コメントを残す